白樺の新緑が萌える中でいただきます。
晴天。春の澄んだ空気。若葉が芽吹き始めた白樺。
成熟した生マトンと伝統のタレ。七輪とスリット入り鍋。そしてお茶とビール!
セッティング完了。みんなワクテカです。
焼くのはやっぱり肉からでしょう!
味付けジンギスカンは野菜の上に乗せますが、厚い生マトンはいきなり肉からです。
使い込まれてよく手入れされた鍋は、焦げつくこともなく、きれいに焼けます。
肉が細長いのは、ラムのブロックから余すことなく切り出している証拠。
ラムの塊を買ってきて自分でカットしてもこんな形になっちゃいます。
スリットから覗く赤い炭火。
スリット入りジンギスカン鍋はやっぱりいいなあ。今年は買っちゃおう。
みんな待ちきれずにドカドカと肉も野菜も乗せ始めました。
焼ける片端から食べていきます。
うまい! ジンギスカン食ってるぜ。
ビールを飲むのを忘れるほどに熱くなって食いつきます。
テーブルに、もやしはこぼれるは、生肉と焼けたのが入り乱れるわ。
みんな好き勝手に盛りつけるから鍋は溢れかえってます。
鍋奉行なんていらない。自分が食べたいように焼いて片っ端から喰うんだ。
テーブルマナーは椅子の下に蹴り込んどけ。
ルールは残さず食うことだけだ。
肉だ! 一年に一回しか肉を食えない気合いでガツガツ喰え!
調子に乗って焼いている内に、さすがに焦げ始めました。
鍋の下は七輪です。
テーブルにすっぽり埋まる構造になっているので火力調整がほとんど効きません。
さて、そろそろ恒例の掃除タイム。みんな鍋の上を食ってしまえ。
お腹いっぱいになってきました。
気持ちに余裕が出てきて、お上品な盛りの焼きですね。
ちょっとだけペースダウンして肉をおかわり。
肉は生マトン。
なかなかお目にかかれません。しかもカットがでかい。
クラブオリジナルのタレがとてもうまし。
創業当時からの味です。甘みを押さえたシャープでコクのある味。
ベル・ジンギスカンのタレを究極に極めた感じ。
惚れます。
野菜がこぼれていない。
みんな理性が戻ったな。
後はゆっくりビールをかっくらおうぜ。
ご愛顧でおにぎりも乗せたりして。
セットメニュー1,450円-肉220g、野菜とおにぎりがつきます。けっこうなボリューム。
ビール大ジョッキ970円。なんと屋内にソフトドリンクの自販機があって持ち込みOK。気前いい。
食べ放題3,000円。食べ飲み放題4,000円。
(2016/5現在)
「北海道のジンギスカンの歴史は、ここから始まりました。「八紘学園」の創立者である栗林元二郎氏が、満州から野戦料理であるジンギスカンを北海道に持ち帰ったことが発祥のルーツと言われています。時代が流れても、昔と変わらぬ受け継がれた伝統の味わいが守られています」
・パンフレットより
所 在 地 |
札幌市豊平区月寒東3条11丁目2-5 (八紘学園農場内) |
電 話 |
011-851-3341/8014 予約は屋内のみ。屋外テーブルは予約を受け付けていません。 早い者勝ち。12:00くらいにはけっこう混みます。 早めに駆け込むのがよろしいかと。 |
営業時間 | 11時~20時30分 |
定 休 日 | 水曜日 (年末はクリスマス以降休みで4日から営業) |
席 数 |
テーブル180席、座敷420席 |
交通手段 |
地下鉄 東豊線「福住駅」下車、徒歩20分 (タクシー5分、千円程度) 東西線「南郷13丁目駅」下車、徒歩20分 (タクシー5分、千円程度) バス 中央バス「福63」-「福住バスターミナル」より「月寒東4条16丁目」停留所下車 |
駐 車 場 | あり |
それにしても気持ちいいや。ツキサップじんぎすかんクラブ。
札幌の街中なのですが、学校法人 八紘学園 北海道農業専門学校の畑のド真ん中。どんなにジンギスカンの煙をあげてもちっとも気にならない。
伺ったのは春。
畑にはまだなにも植えられていません。起こしたばかり土が美しい色合いです。
畑の向こうは白樺並木。白樺の新芽はみごとな黄緑色でとても美しいんです。
北海道らしい解放感をたっぷり堪能できます。
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